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一位一刀彫

一位一刀彫
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【カテゴリー】 [飛騨のお土産] [伝統工芸品]

飛騨地方の伝統工芸品である一位一刀彫は、19世紀の初め、 松田亮長が飛騨の象徴であるイチイ(一位)の木を用い、 彩色を施さない独自の技法を完成させたことが始まりとされています。

作製には細部までこだわり、30種類以上のノミを使い分けて彫られます。 繊細でかつダイナミックな技巧は、現代にも受け継がれています。


イチイの木って?

イチイの木とは、イチイ科の常緑針葉樹です。
その昔、仁徳天皇即位の際にイチイの木で作った『しゃく』を献上したところ、 その美しさ、質の良さから「正一位」という最高の位が与えられたことに由来します。

イチイの木の特徴としては
◆年輪が細かく美しい
◆木工に最適の硬さ
◆内部は中央の赤い部分(赤太)と、外側の白い部分(白太)がはっきりと分かれている
◆光沢がある
などが挙げられます。
中でも一位一刀彫に使われるものには、樹齢300年~500年の良材が選ばれます。


人気は置き物、お土産には根付も!

一位一刀彫の作品は置き物、面、根付などが中心で、主に動物や仏像が描かれます。 置き物はやはり人気ですが、お土産としては根付も人気が高いです。

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