さるぼぼ
「さるぼぼ」は飛騨地方に古くから伝わる人形です。
東濃エリアは、美濃焼、五平餅、栗菓子などが特に有名です。 中津川や恵那には和菓子屋が多く立ち並び、毎年秋になるとたくさんの栗きんとんファンが 訪れます。 | |
[中津川・恵那・瑞浪・土岐・多治見] |
栗きんとんは栗を使った高級和菓子で、岐阜県東濃地方の代表的な銘菓です。栗を炊きあげてすり潰し、砂糖を加えて茶巾しぼりなどで栗の形にしぼったもので、ほくほくとした食感にほどよい甘みがあります。
中津川市周辺では、栗きんとんの他にも栗を使った様々な種類の和菓子がつくられています。干し柿のなかに栗きんとんをぎっしりと詰め込んだ川上屋の「ひなたぼっこ」や栗ようかん、栗どら焼き、栗と大福のコラボレーション・栗大福などお店によっても様々な個性あふれる栗菓子が登場しています。
木の棒に潰したのうるち米を串焼きにしたもので、 地域によって団子型やわらじ型など形が異なり、タレも味噌味や醤油味などの違いがあります。 中央自動車道のほぼすべてのサービスエリアでも味わうことができます。
「美濃焼」とは岐阜県美濃地方の東部、多治見市、土岐市、瑞浪市、可児市で生産される陶器です。 その歴史は古く、今から1300年以上前にまで遡ります。 この地域はやきものの原料となる粘土や窯を焚くための燃料が豊富で、古墳時代頃からつくられはじめたと言われています。 食器類の生産は、全国シェアの60%を占めており、日本の代表的なやきものとなっています。
恵那市山岡町は、細寒天の全国シェア80%以上を誇る日本一の細寒天の生産地域です。 もともとは農家の人々が冬にする副業として行われていたものです。 細寒天はカロリーが低く、食物繊維などが多く含まれており健康やダイエットにいい食品とされています。 そのため近年の健康ブームにより全国的に人気が爆発しました。 今では、様々な種類の細寒天製品がつくられています。
恵那市岩村町にある松浦軒。全国的にはあまり知られていませんが、地元ではたいへん評判のカステラ舗です。松浦軒のカステーラは、江戸時代に長崎で蘭学を学んでいた岩村藩の医者・神谷雲沢がここ岩村に持ち帰ったことが始まりとされています。岩村周辺を訪れたときにはぜひ立ち寄ってみてください。
ここで言う『からすみ』とは、ボラの卵巣を塩漬にした珍味のことではなく、昔からこの地方(中津川市周辺)に伝わるお菓子の『からすみ』です。 からすみと聞くと、一般的には珍味の方を思い浮かべますが、この地方(中津川市周辺)ではからすみと聞くと、お菓子の『からすみ』を連想する人の方が多いようです。
朴葉ずしとは、朴の棄に竹の子、鮭の切り身、椎茸、紅ショウガなどをのせた寿司飯を包んだ 美濃地方~木曽地方にかけての郷土料理です。俗に言う『ちらし寿司』を想像していただければ、イメージが湧くかと思います。 地域によって、ご飯の中に具を混ぜ込む「混ぜ型」と、ご飯の上に具を乗せる「乗せ型」があります。
『へぼ(蜂の子)』とはクロスズメバチのことで、地中の中に巣をつくる体長2cmほどの蜂です。 この『へぼ』にはタンパク質が豊富に含まれており、特に海から遠いこの地域では魚に代わる貴重なタンパク源として 親しまれてきました。