日本一急勾配にある駅


飯沼駅 は、明知鉄道の駅の一つで、岐阜県中津川市飯沼字市之坪にある無人駅です。 この駅の勾配は33‰(パーミル)で、日本一急勾配にある駅となっています。
ちなみに、日本で2番目に勾配が急な駅はというと、同じ明知鉄道の「野志駅」で、この駅の勾配は30‰となっています。


‰(パーミル)とは?

鉄道線路の勾配を表す単位としてよく用いられる‰ですが、これは 水平距離1000m当たりの高低 (m) を示しています。
たとえば、1000m進むと5m上がる坂の勾配は5‰と表されます。 飯沼駅は勾配33‰なので、1000m進むと33m上がっていることになります。


飯沼駅設立まで

昔からこの地に駅をつくってほしいという要望は高かったのですが、 勾配が5‰以上の駅を作るには、特別な許可が必要で、 それをはるかに超える33‰の駅は、当時の国鉄時代には実現されませんでした。

1985年になると明知鉄道は第三セクターが運営を引き継ぎ、私鉄として再スタートしました。
それから、地元住民の強い要望に応えるべく、当時の運輸省立会いのもと、安全性の確認テストが繰り返し 行われ、1991年(平成3年)10月28日、ついに日本一急勾配にある駅「飯沼駅」が新設されました。




駅の屋根を水平基準にして見てみると、けっこうな傾斜に建っていることが分かります。


勾配日本一の看板や、33パーミルという表記もありました。


電車はまだまだ来ないようです。中はこんな感じになっています。


ホームからとったパノラマ写真。山間部を走る鉄道だけあって、あたりはこのように緑に囲まれています。
飯沼駅の標高は475mだそうです。

【明知鉄道全11駅】
恵那駅―東野駅―飯沼駅―阿木駅―飯羽間駅―極楽駅―岩村駅―花白駅―山岡駅―野志駅―明智駅

関連リンク:明知鉄道株式会社




岐阜県の日本一へ戻る